あなたがあなただから好きなんです

 
I love you
because you are you.

 
 
先日、購入した小林正観さんの講演CDを聴いた。
 
正観さんが天才を育てた母親の共通項として、
この言葉のようなことを
いつも子供に言いづけていたという事実があると、
話されていた。
 
直訳すると、
 
「私はあなたを愛している
 なぜなら、あなたはあなただから」
 
となる。
 
 
頑張っているから愛しているのではない。
言う事をよく聞くから愛しているのではない。
行儀がいいから愛しているのではない。
わがままを言わないから愛しているのではない。
おとなしくしているから愛しているのではない。
成績がいいから愛しているのではない。
 
あなたがあなただから愛しているのだ。
 
つまり、
 
『あなたはあなたのままでいい』
 
と、言い続けた母親の元に天才が生まれているという。
 
 
もちろん対人関係において、
モノや言葉で人を傷つけたりするようなことについては、
やってはいけないと教育する必要はある。
 
しかし、子供がひとりの世界で
考えたり行動したりしているときに、
親が自分の価値観を押しつけてしまうと、
その子は親の価値観の枠組みの中でしか、
生きられないようになる可能性が高くなる。
 
 
天才とは他の人が考え付かないようなことを
自分独自のアイデアとして、
ごく自然に発想できる人なんだと思う。
 
親がその子の為にと、
いくら一生懸命に教育をしたところで、
親の価値観を強烈に押し付けたのでは、
その子独自の発想力は身につかない。
 
 
『あなたはあなたのままでいい』 
 
こう言い続ければ必ず天才が生まれるわけではない。
でも、天才たちは必ずと言っていいほど、
 
『あなたはあなたのままでいい』
 
と、言い続けられて育てられている。
 
 
天才は、育てようとして育つものではない。
 
でも、本当の意味での教育とは、
親の価値観を押し付けることではなく、
その子独自の伸び伸びとした価値観が
育つ環境を整えてあげることなのではないか、
そんな気がしてならない。